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トップ製品情報 > 熱分析・粘弾性 > 解説 > 動的粘弾性測定(DMA)

 動的粘弾性測定(DMA)の定義


•試料に時間によって変化(振動)する歪みまたは応力を与えて、それによって発生する応力または歪みを測定することにより、試料の力学的な性質を測定する方法。

•静的粘弾性測定
 *時間によって変化しない、一定歪みまたは一定応力のもとで、応力または歪みの変化を測定する方法。



上はJISでの動的粘弾性測定(DMA)の定義を示す。

動的粘弾性測定(DMA)を熱分析の一手法として考えると、振動荷重(または歪)に対する試料の力学的な性質を温度の関数として測定する技法と解釈できる。

動的に対して静的な粘弾性測定の定義も付記したが、温度の関数として静的粘弾性測定を行なうと、熱機械的分析(TMA)に対応した測定となる。

【動的粘弾性測定(DMA)の解説】


動的粘弾性測定(DMA)の装置構成
図1 DMAの装置構成

図1に実際のDMA装置の構成例を示す。

装置は、試料の温度コントロールとともに、試料をチャッキングし応力と歪を計測する検出部と、検出データから粘弾性データに変換する演算部と、測定条件の設定、データ解析を行うコンピュータ部とからなる。
検出部では、試料をチャッキングしたプローブに交流力を与えるとともに、試料の変位量を検出する。与える交流力の周波数は測定条件として複数設定できる。試料周辺は温度プログラムに対応して、ヒーターにて冷却、加熱制御を行う。
装置内演算部では与えた交流力と検出した変位量からフーリエ演算処理を行い、E'、E"、tanδ等の粘弾性データとしてコンピュータ部に渡す。 測定ヘッドを交換することで、曲げ、引張りといった変形モードに対応することができる。

DMAでは弾性率などの温度/周波数依存性を捉え、ガラス転移、結晶化、熱履歴などの検討が測定対象となる。また、TMAと同じく各種材料の高温/高湿環境下でのDMA測定も多くなっている。


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