 |
|
|
 |
|
:: ニュースリリース ::
2009年3月31日
英国ニュー インスツルメンツ社製 高分解能型ICP質量分析装置
日本国内での販売を開始
|
エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社(略称:SIIナノテク、社長:北野 進、本社:東京都中央区新富2-15-5 RBM築地ビル、TEL:03-6280-0070)は、英国ニュー インスツルメンツ(英文社名:Nu Instruments Ltd. 以下Nu社、 社長:ジョン・G・ウイリアムズ、本社:英国 レクサム)と販売契約を締結し、4月1日よりNu社製 高分解能型ICP質量分析装置(High Resolution Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometer: HR-ICP-MS) 「AttoM(アトム)」 の日本国内における独占販売を開始します。
極微量元素の分析が可能なICP質量分析装置(ICP-MS)は、半導体、環境、材料、医薬分野など幅広い分野において研究開発や品質管理などに使用されています。一般的に使用されているICP-MSは電場による作用のみを利用して質量分析を行う四重極型質量分析装置(Q-ICP-MS)ですが、高感度という特長を持つ反面、プラズマや共存する成分による分子イオンの干渉のため、測定対象元素が精確に測定できない場合がありました。
このたび、SIIナノテクが販売を開始するNu社の「AttoM」は、電場および磁場を用いることで質量分解能を上げ、測定対象元素イオンと干渉する分子イオンとを完全に質量分離することができる二重収束型のHR-ICP-MSであるため、ほとんどの試料において分子イオンの干渉を受けることなく測定することが可能です。分解能、感度ともにQ-ICP-MSの上位機種と位置付けられるHR-ICP-MSでは、高感度、高分解能の元素分析をはじめ、物質の産地、起源、変遷の解析や年代測定などのための高精度な同位体比*1分析が可能です。中でもNu社の「AttoM」は、任意の分解能選択による最適な測定条件の設定、高速・高精度スキャン、メンテナンス性に優れた設計といった特長を有する高性能装置です。
SIIナノテクでは、新たにNu社のHR-ICP-MSの販売を開始することでICP分析装置ラインナップの一層の充実を図り、地球科学や原子力の分野へも販売を展開する考えです。また、Nu社製「AttoM」の販売から保守サービスまで日本国内で一貫して行っていきます。
【AttoMの主な特長】
1. 任意の分解能選択で最適な測定条件を設定
分解能は300〜10,000まで任意に変更することができます。これにより反比例の関係にある分解能と感度において、アプリケーションに応じて最適な測定条件を設定することが可能です。同位体比の高精度測定にも適しています。
2. 高速スキャンによる高精度・高速分析
磁場を検出器の前方に最適配置し、独自の高速電場スキャンおよび磁場スキャンを実現することにより、高精度・高速な測定を可能にしています。
3. メンテナンス性に優れた設計
汚れ等の付着により定期的に交換の必要なスリットは安価でメンテナンス性に優れており、ユーザーでの交換が可能です。メンテナンスコストの削減にも貢献します。
【価格】 8000万円〜(税別)
【販売開始日】 2009年4月1日
【販売予定台数】 5台(2009年度)
【ニュー インスツルメンツ社の概要】
| 会社名: |
Nu Instruments Ltd |
| 代表者: |
ジョン・G・ウイリアムズ(Dr. John G Williams) |
| 所在地: |
Unit 74, Clywedog Rd. South, Wrexham Industrial Estate, Wrexham, LL13 9XS, UK |
| 事業内容: |
1995年から英国オックスフォード大学、オープン大学と共同でマルチコレクタHR-ICP-MSを開発し、1997年に発売以来、大学の地球科学部門、原子力業界を中心に全世界に装置を供給しています。質量分析のプロ集団であり、HR-ICP-MS以外にも希ガス質量分析装置、同位体比測定用質量分析装置(IRMS)を開発・販売しています。 |
【注釈】
*1同位体比 同じ原子番号を持つ元素の原子において原子の質量数が異なる核種のことで、同位体の存在比を同位体比という。
 |
高分解能ICP-MS「AttoM」 装置外観 |
以上
本件に関するお問合せ
【マスコミ】
エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社
事業企画室
TEL:03-6280-0061
【お客様】
エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社
分析総括部
TEL:03-6280-0062
|
|
|
|