Seiko Instruments Inc.
Search 日本語ホーム English Home
エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社
新着情報 イベント 製品情報 技術情報 販売チャネル 企業情報 お問い合わせ
新着情報
Transparent Spacer
トップ新着情報 > 2007年度新着情報 >ニュースリリース
新着情報
:: ニュースリリース ::

2008年2月12日

示差熱熱重量同時測定装置の新商品、TG/DTA7000シリーズを発表

“デジタル水平差動天秤方式”により高感度測定が可能
 エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社(社長:船本宏幸、本社:東京都中央区新富 2-15-5 RBM築地ビル、TEL:03-6280-0070、以下SIIナノテク)は、従来機よりも基本性能と操作性を向上させた示差熱熱重量同時測定装置「TG/DTA7000シリーズ」を3月に発売します。

  熱分析装置は古くから基本物性を簡便に測定出来るツールとして実に幅広い分野で材料の研究開発や品質管理などに使用されています。その中の一つ、示差熱熱重量同時測定装置(TG/DTA:Thermo Gravimetry Differential Thermal Analyzer)は、試料の重量変化を測定する熱重量測定(TG:Thermo Gravimetry)と、試料の温度変化を測定する示差熱分析(DTA:Differential Thermal Analyzer)の同時測定装置で、試料の酸化、熱分解、脱水などにおける重量変化や、耐熱性の評価、反応速度解析などに利用できます。また、TGの情報と同時にDTAの情報も得られることで、対象サンプルの多面的な情報を知ることが可能な装置です。

  近年、ナノテクノロジー分野における研究の発展により高機能材料の開発が進むのに伴い、その物性分析に用いられる熱分析装置に関しても、より高感度な装置の開発が望まれてきました。例えば、TGにおいてはμgオーダーでの試料の重量変化量を確実に検出できる、TGベースライン*1安定性の向上とノイズレベルの低減が求められています。同時に、研究開発から品質管理までの幅広い工程において使用される汎用分析機器としての側面から、オペレータのスキルに頼らず誰でも簡単に測定出来る簡便さ・操作性も要求されてきました。

  今回発売される示差熱熱重量同時測定装置「TG/DTA7000シリーズ」では、新開発の“デジタル水平差動天秤方式”の搭載により、理想的なベースラインを実現しました。試料と基準物質それぞれに独立したデジタル処理を行い、測定時の温度変化で生じる天秤ビーム*2の膨張による僅かな誤差をキャンセルすることで、TGベースライン安定性の大幅な向上とノイズレベルの低減を実現し、より高感度レベルでの分析が可能となりました。加えて、冷却用のエアーの流れを最適化した新加熱炉冷却方式 “フロント・ストリーム機構”の採用により、加熱炉の冷却にかかる時間を大幅に短縮し、測定効率をアップさせました。また、オプションにマスフローコントロールやオートサンプラーをラインアップすることで、更なる自動化も実現し、汎用機としての使い易さも追求した新設計の熱分析システムです。

  SIIナノテクは1974年に熱分析装置の製造販売を開始して以来、国内熱分析装置のトップメーカーとして、数多くの装置販売実績を誇っています。 今後、特にカーボンナノチューブなどの最先端材料の分野に積極的に販売を展開していきます。

【示差熱熱重量同時測定装置 TG/DTA7000シリーズの主な特長】

1. さらなる高感度測定を実現 新開発の“デジタル水平差動天秤方式”を搭載することでTGベースライン安定性の大幅な向上とノイズレベルの低減を実現しました。 試料および基準物質の天秤ビームから伝達される各々の信号を従来の“アナログ”から“デジタル”信号処理に切り換え、加熱炉や検出器の位置関係や温度勾配などの微妙な装置固有の特性を自動的に補正することで、常に安定したデータを得ることが可能になりました。

2. 温度追従性の向上を実現 新温度制御機能の搭載により、プログラム温度と試料温度のギャップ低減が図られ、温度追従性が向上しました。

3. 冷却効率の向上 冷却用のエアーの流れを最適化した新冷却方式“フロント・ストリーム機構”の採用により、冷却効率が大幅に向上しました。 測定後の冷却時間を短縮することにより、測定処理全体の効率化が図れます。

4. パージ効率の向上 従来機より天秤内器容積を低減(当社比 2/3)し、パージガス*3の置換効率を向上させました。

5. ガスコントロールを自動化 ガスコントロールにマスフローを内蔵することが可能となり、パージガスのON/OFF切換だけでなくプログラム流量コントロールによる雰囲気制御が効率的に行えます。

6. 優れたシステム拡張性 オートサンプラーの追加を容易に行うことが可能です。また、オプションの追加により湿度制御測定・減圧測定・TG-MS(熱重量-質量分析複合測定)・TG-FT/IR(熱重量-フーリエ変換赤外分光分析複合測定)への拡張も可能です。

【予定価格】 700万円〜(税別)

【発売予定】 2008年3月より

TG/DTA7000シリーズ
示差熱熱重量同時測定装置 TG/DTA7000シリーズ

【注釈】

*1 TGベースライン TG(熱重量測定)において、重量変化しない状態で装置が出力する信号。 この信号が安定しているほど、より高感度な測定が可能となる。

*2 天秤ビーム 天秤機構の一部で、天秤の棹を指す。

*3 パージガス 試料周辺の雰囲気を制御するために流すガスのこと

以上


お問合せ

【マスコミ】
広報グループ
TEL:03-6280-0061

【お客様】
営業一部 営業一課
TEL:03-6280-0063

 

BackBack
SII ホーム ■ 個人情報保護ポリシー   ■ サイトマップ
Copyright © 2008 SII NanoTechnology Inc. All Rights Reserved.