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ニュースリリース ::
2006年5月16日
前臨床用画像システムの販売開始について
前臨床試験の精度向上により創薬開発プロセスを効率化 |
エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社(略称:SIIナノテク、社長:船本 宏幸、本社:東京都中央区新富2-15-5
RBM築地ビル、TEL:03-6280-0070)は、米国 ガンマ・メディカ・アイデアズ(Gamma Medica-Ideas
Inc.、以下ガンマ・メディカ社、社長:ブラッドリー・E・パット、本社:米国カリフォルニア州)と販売契約を締結し、5月より日本国内における同社製のCT*1/PET*2/SPECT*3を一体化させた小動物向けの前臨床用画像システムの販売を開始します。
解剖学的画像データの取得が可能な検査方法として1970年代から利用されているCT(Computed Tomography:コンピュータ断層法)*1は、その検査スピードやコスト面でのメリットからさまざまな疾病の診断に用いられており、前臨床試験においても幅広く使われている装置です。
PET(Positron Emission Tomography:ポジトロン断層法)*2、SPECT(Single
Photon Emission Computed Tomography:単一光子放射型コンピュータ断層法)*3は、生体の機能的画像の取得が可能な分子イメージング*4の代表的な装置で、疾病の診断や治療法の決定に用いられています。特殊な薬品を極少量投与することで、生体への負荷を最小限に抑えながら、その薬品の生体における動作を画像化して観察することが可能なため、近年前臨床試験において注目を集めています。
このたびSIIナノテクが販売を開始するガンマ・メディカ社の前臨床用画像システムは、世界で初めてCT/ PET/SPECTを一体化させたシステムで、サブシステムであるCT、PET、SPECTそれぞれを自由に組み合わせてシステム化することができます。複数のサブシステムの画像を合成することにより、解剖学的データと機能的データを重ね合せ、より詳細な生体情報を得ることが可能です。
CTならびにPET、SPECTは、前臨床から臨床へと続く従来型の新薬開発プロセスの効率性を飛躍的に向上させることが期待されています。SIIナノテクでは今後、創薬、腫瘍学、神経学、心臓病学などの分野での小動物を対象とした研究におけるCT、PET、SPECTのさらなる利用拡大を目指し、国内での販売を展開していきます。
【ガンマ・メディカ社製前臨床用画像システムの主な特長】
1. CT、PET、SPECTの自由な組合せ
CT/PET、CT/SPECTまたはCT/PET/SPECTを用途に応じて組み合わせることができます。CT/PET/SPECTの一体化は、世界で初めて、ガンマ・メディカ社が本システムにて実現しました。また、CT、PET、SPECTそれぞれ、単機能機としても使用することが可能です。
2. 画像の正確な重ねあわせが可能
CTとPET、SPECTを一体化させることで、検査装置間のサンプル移動が不要になります。これにより、解剖学的画像と機能的画像の重ね合わせをずれなく行うことが可能になり、正確な位置特定が実現しました。
3. 被験生体への負荷を軽減
分子イメージング技術を利用することで、生体機能を非侵襲的に観察することが可能になり、被験生体への負荷を減らします。また、1体のサンプルでの継続的な状態観察が可能なため、被験生体数の削減を可能にします。
【販売開始日】
2006年5月16日
【価格】
7,000万円〜2億円(税別)
【ガンマ・メディカ社の概要】
| 会社名: |
Gamma Medica-Ideas Inc. |
| 代表者: |
ブラッドリー・E・パット(Bradley E. Patt) |
| 所在地: |
19355 Business Center Dr., Ste. 8
Northridge, CA 91324, USA |
| 事業内容: |
米国、ノルウェー、イタリアに拠点を置くガンマ・メディカ社は、診断医学や医学研究、保安や安全保持において用いられる最新の画像システムの設計、開発、製造を行っています。ガンマ・メディカ社は2種類以上の機能を持つ画像システムの開発における世界的なリーダーであり、複数の画像機能を単一装置に融合することで診断・研究能力を一段と高めることに成功しています。 |

前臨床用画像システム 装置外観
なお、当社では、5月23〜24日に京都大学百周年時計台記念館にて開催される「日本分子イメージング学会設立総会」にて、本システムの展示を行います。
以上
【用語解説】
*1 CT(コンピュータ断層法)
Computed Tomographyの略で、絞り込んだX線を生体に多方向から照射し透過してきたX線の強度分布を測り、得られたデータからコンピュータ処理によって、生体内部のX線の通しやすさの分布を断面図や立体図で画像化する検査方法。主に骨、臓器などの形状を測定する。
*2 PET(ポジトロン断層法)
Positron Emission Tomographyの略で、陽電子(ポジトロン)を放出する同位元素で標識された薬品を投与し、その濃度分布を特殊なセンサーで検出し、コンピュータ処理により画像化する検査方法。主に生化学的な機能を測定する。
*3 SPECT(単一光子放射型コンピュータ断層法)
Single Photon Emission Computed Tomographyの略。ガンマ線を放出する放射線元素を含んだ薬品を生体に投与し、その濃度分布をガンマカメラで検出し、コンピュータ処理により画像化する検査方法。主に生化学的な機能を測定する。
*4 分子イメージング
生物が生きたままの状態で、生体内の遺伝子やタンパク質などの分子レベルの変化や働きなど、生体の機能を外部から観察する技術。放射性同位元素でマーカーされた薬品を生体内に投与し、そこから発生するガンマ線やポジトロンを検出し画像化することで、生体内での薬品の動作を明らかにすることができる。PETやSPECTにより得られる機能的画像と、CTなどで得られる解剖学的画像と重ね合わせることで、生体内の位置特定を正確に行うことが可能であり、その感度の高さと生体への負荷が少ないことから実用化が進められてきた。
本件に関する問合せ
【マスコミ】
エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社
広報グループ TEL: 03-6280-0061
【お客様】
エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社
事業推進室 TEL: 03-6280-0061
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